YPJ-01の続きの続き

 もうちょっと書きたくなったので、更にYPJ-01に追記してみる。YPJ-01イラネ。と言っている人の話は正論だ。現行道交法だと時速24km/hまでしかアシストしてくれないし、ヒルクライムも10km/hからアシスト量が減ってくるんじゃ、西伊豆の意味不明な斜度の峠にでも行かない限りインナーローでクルクル回してれば別に電動じゃなくても困らない。そもそも、自分で走るのが楽しいのであって、電動アシストなんぞ要らんでしょう。私も95%そっち派で、電動アシストの面白さは面白いけどやっぱ自力で進むのが自転車の醍醐味だと思う。と、否定するのは簡単。

 とは言え、iPodが最初に出た時に、なんじゃコリャ?と99.9%の人が否定したがその先進化してどうなったのかはNTT DocomoまでがiPhoneを導入した結果で皆知っているだろう。イノベーションは否定するより歓迎したい。

 YPJ-01を単体で見ても、例えば、60代中盤のリタイアしたばかりでまだまだ運動出来るし、時間だけは有り余っていて、蓄えも必要十分にあって、モノにはコダワリがある。とはいえ40年間運動して来なかったので・・・。という人の最初の取っ付きには超絶フィットするバイクだろう。軽いのでヒョイっとクルマに積んで出かけられるし、バッテリーが切れても普通のロードバイクとして路上遭難の危険性がない。スピードも出過ぎないので安心安全。などなど。

 女子にプレゼントすれば、次の週末は、サラッと峠の茶屋に自転車でお茶しに行こうと誘える(恐らく登りで千切られる訳ですが)など、色々と用途が考えられる。

 スポーツサイクルの裾野をちゃんと広げてくれるイノベーションだ。と歓迎する心を持ってみるのも良いのではないだろうか?スポーツサイクルに乗る人が更に幅広い年齢層に増えてメジャースポーツになれば、スポーツサイクルを取り巻く環境も色々と良くなる筈。

 自分も良く考えてみたら、上の通り自転車は自力派だけど、YPJ-01が1台ガレージに転がっていると、それはそれで悪くないと思う。例えば、今だとプロ選手に東京来たので物見山まで一緒に走りに行きませんか?と誘われても、平坦はお供出来ても山に入った瞬間に迷惑かけるので丁重かつ問答無用でお断りしているが、これがあれば、まあ、恐らくあまり迷惑をかけないので走りに行ける(平坦路は電源OFFにしてツキイチ)。一緒に走れば何か新しい事やアイデアが生まれるだろう。

 今まで人類の進化で身体能力を拡張してくれるアイテムが、最終的にメジャーにならなかった事はないという。人力だけで最も効率良く高速で遠くに行ける乗り物と、身体能力を拡張してくれる超軽量アシストユニット。やっぱりワクワクのドキドキものである。

コメントは受け付けていません。